日光アレルギーについて知ろう!

日光過敏症について

皆さんは日光過敏症という病気をご存知ですか。日光過敏症は、日焼けと大きな関わりがあります。要するに日焼けをする時に浴びる紫外線が中心となっている病気です。

 

紫外線にはUVA(長波長紫外線)とUVB(中波長紫外線)とUVC(短波長紫外線)の3種類があり、波長で区分されているのですが、UVAとUVBだけが地上に到達しています。その2つの中でも日焼けに関わるのはUVBで、日光過敏症に関わるのはUVAです。

 

健常な人ならば、このような紫外線を普通に浴びる程度では何ら問題がありませんよね。ところが、ほんの少しの紫外線でも、紫外線を浴びた部分に浮腫やじんましんや水疱、丘疹などの発疹が起こる疾患があります。これを日光過敏症と言います。

 

日光過敏症には、化学物質の光感作と多形日光疹、日光じんましんなどがありますが、特に多く発生するのは、特定の薬を服用した後に紫外線を浴びると炎症などを発症する化学物質による日光過敏で、ほんの少しでも日光に当たるだけで、当たった部分が酷く日焼けをしたような状態になってしまいます。このような症状を引き起こす原因になる薬は、血圧を下げる薬や痛み止め、化膿止めの薬や熱を冷ます薬などが多いようです。また代謝異常症であるポルフィリン症を元々患っている人はやりやすいと言われています。このような全身症状がない人でも起こる日光過敏症もあります。
多形日光疹は未だ原因不明なのですが、日頃あまり日光を浴びない人に多くみられるようです。日光じんましんについては、紫外線を浴びたらすぐにじんましんが起こります。赤い大きな発疹ができ、とてもかゆいのが特徴的です。2時間以内には日光を浴びないようにしていれば治まるのですが、酷い頭痛や吐き気が起こることもあるのでとても辛い症状です。その他にはビタミンやミネラルが不足していたり、化粧品によるものなども考えられますが、これらの全てに該当せず、年齢を重ねていくうちに突然日光過敏症になったという人もとても多く存在します。

 

日光過敏症は顔や耳の後ろ、手や背中などに発症することが多く、薄い服を着用している時に紫外線を浴びた場合、服を着ている上からも紫外線が入り、体に症状が起こる事もあります。症状が出るのは、昼間の日光を浴びたその日の夜か、もしくは翌日がほとんどです。この日光過敏症は発症するメカニズムがまだはっきりしていない病気なのです。

 

それでは日光過敏症にはどのような対応をしたら良いのでしょうか。まず第一に、日光過敏症が起こる原因を取り除くことです。また、UVカット加工が施されている日傘や帽子を使い、しっかりと日焼け止めクリームを塗った上で全身紫外線を浴びないように長袖の洋服をきてガードをして外出することです。また皮膚科で処方された副腎皮質ステロイド薬を使って治療していきます。何よりも極力紫外線を浴びることを避け、日光過敏症を引き起こしている原因だと考えられる薬剤は服用を中止し、徹底的に原因を解明する事が大切です。時間が経つにつれ、日光過敏症によってできる肌の湿疹の範囲が広がる傾向がありますし、うっかり紫外線を浴びてしまうと少し改善されてきた症状が再発する恐れもありますので十分に注意してください。